稲地フィルトップ写真

稲地フィルハーモニー管弦楽団

Inaji Philharmonic Orchestra, Tokyo

稲地フィルハーモニー管弦楽団は、1991年、新文化会館「バーミー・ホール」の建設計画が市議会で議決される と同時に、稲地の地にも市民のためのオーケストラを!という熱い思いをもった市民有志の手により署名活動から スタートしました。当初はクラシック文化にあまり関心のなかった市民たちには関心が薄く、署名活動も芳しくない 状態でしたが、日本フィルハーモニー管弦楽団のご協力により、市内での音楽教室、旧市民文化会館での室内楽 演奏会などにより、徐々に関心が高まりました。1995年にバーミー・ホールが竣工したことで、さらに活動に追い風になり ました。全市民15万人の7割もの署名を集め、市議会において、市と民間企業との共同出資による第3セクター によるオーケストラ「稲地フィルハーモニー管弦楽団」の設立が決定されました。ホール竣工後1年目の記念すべき 日に、初の演奏会を行い、大成功を収めました。その後も市民参加の音楽イベントなどを通して、稲地市民のため のオーケストラとして、地域を主眼として活動を続けています。年に5回のサントリーホール公演など、本格的な 音楽活動も行っています。